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1 2006年 07月 14日
旅の回想録(1996)続きです。
「忙しい」と更新を怠けているうちに、7月も半ばですね... -- MoMA ニューヨークは見所が多く、美術館もどこに行くか迷ってしまう。本当はメトロポリタンに行きたいところだが、また一日かかってしまいそうなので、次回に訪れる楽しみにと残しておこうと思い、かわりにといっては申し訳ないのだがMoMA(ニューヨーク近代美術館)に行く。 こちらは美術館といっても、近代から現代のものが中心の展示となっているので、普通の美術館とはかなり雰囲気が違う。セザンヌからはじまり、ピカソ〜マグリット〜ウォフォル、さらには工業デザインへと、モダンアートの変遷を見ることができる(美術史に詳しい方、間違っていたら笑ってください)ニューヨークらしい美術館でした。意味のわからない作品も多いが、アートを新しい視点で見ることの楽しさを教えてくれる気がしました。 ![]() ピカソの作品です。中庭に展示してあります。 ![]() これも展示作品。もちろん本物のフェラーリのF1マシンです。 NY土産 メトロポリタンに行かずに時間を節約したつもりが、結局のところMoMAでもたっぷりと時間を使ってしまう。旅の最終日ゆっくりとセントラルパークを歩きたいというプランも儚く散り、慌ただしく広大な敷地のほんの一部を散策し、夕闇に埋もれてゆく公園を後にしました。 少しはお土産も買わなければと、だんだん近づきつつあるタイムリミットに焦り、42丁目(タイムズスクウェア、とにかく人も車を多い交差点だった)に行ったり、マーシーズ(高級デパートだった)を覗いたりと全く見当外れなことばかりして、それらしい店をなかなか見つけられなかったが、エンパイアステートビルのふもとでようやく観光客向けの土産屋をみつける。 が、本当にチープで趣味の悪い物しかなく、結局のところ「いかにもといった感じではあるがまあ許せる」(我が侭者である...)といったTシャツを何枚か買って、あとは翌日の空港に運を任せることにしたのでした。 Village Vanguard ![]() 旅の最後の夜、憧れのジャズクラブVillage Vanguardに行きたいとは、ずっと思っていました。道に迷いながらも夜8時頃その店の前へ。その日のライブは10時からで、まだ店の扉は開いていませんでした。 どこかで時間をつぶして戻って来ようかと思ったが、ふと「もういいかな」と思ってしまいました。店のエントランスはジャケット写真などで見たのと全く同じで(ゾクっとするくらいだった)、ジャズ史を飾ってきた名演が何度も繰り広げられ、そのうちの何枚かを僕もCDで聴いてきていて、その同じ場所で生の演奏を聴くことがどれほど凄いことなのかを知っている筈なのに、その時は「もう充分かも知れない」と思ったのでした。 ニューヨークでの慌ただしさや長旅の疲れが出ていたのかも知れない。目の前まで来ていて手が届く距離で、非常にもったいないことなのだが、でもいいのだと思った。またいつか必ずここに再び訪れる時まで、メトロポリタン美術館もVillage Vanguardもとっておこうと決めたのでした。 地下鉄で79丁目まで戻り、NY滞在中、安くおいしいので何度か訪れていた宿近くの食堂ビックニックスでゆっくり食事をして、部屋に戻り荷物をまとめはじめたのでした。 ![]() ビックニックスは地下鉄79丁目駅近くのブロードウェイの通り沿いにあります。かなりたちましたが、まだあそこに同じようにあるのでしょうか? -- Village Vanguardでのライブ名盤の紹介。 まず、日本人のアーティストで大西順子さんの「LIVE AT VILLAGE VANGUARD」。 ![]() パワフルでダイナミックな演奏。それでいて上品な気高さも兼ね備えていて、彼女の魅力が凝縮された一枚だと思います。ところでこのジャケット写真から大西順子さんを取り除き、あたりを夜にすると、僕の撮った写真になります。 そして、ピアノ好きエバンス好きとしては「Waltz for Debby」を外すことはできません。 ![]() 名曲「Waltz for Debby」だけでなく、全曲が素晴らしいのですが、特に気に入っているのは、全体に漂うVillage Vanguard店内の雰囲気。テーブルや厨房(?)の音が演奏中も聴こえてしまっているのですが、それが何とも言えず良い感じなのです。 聴き直すたびにやっぱりあの時店に入っておけば良かったかなと思ってしまいます(笑)。ちなみに、まだNY再訪はまだ果たしていません... ■
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by backpacker_f
| 2006-07-14 02:14
| BACKPACK
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