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2008年 05月 19日
今日は、最近見た映画の話です。
-- 最近、BSでやっていたのを録画して見ました。 「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」 2003年のフランス映画です。 ストーリーは、1950(?)年代のパリのブルー通りという裏町で、親の愛を知らずに育った十代の少年モモと小さな食品店を営む初老のトルコ人イブラヒムとの交流を描いた作品です。 少年がいくら愛に飢えているからといってもそれを求めるために娼婦にお金を払ってしまったり、唯一の家族の父親(ユダヤ教徒)は常に仕事に疲れ少年にあたたかく接することができなかったりと、見ていて非常に辛いのだが、彼を見守るイブラヒムおじさんがやがて父親代わりになり、コーランを詩のように引用して、少年に人生の素晴らしさを教えていきます。 この映画で特に良かったのは音楽。1950年代を思わせるアメリカのポップスが次々にかかります。「フランス映画なのに?」という感じなのですが、これが背伸びし続けようするモモの気持ちをうまく表現しているように思いました。 映画の後半、モモの父親がいなくなり、イブラヒムに「養子にしてほしい」と頼みます。ここからストーリーは急転しはじめます。モモと旅に出るためにイブラヒムが財産をはたいてオープンカーを手に入れるシーンは、映画らしいわくわくした感じが秀逸です。ここでかかるのはBobby Hebb の名曲「Sunny」。オープンカー好き(持ってないし、詳しくもないが...)としては、「やられた」と思いましたね。そしてそのオープンカーで二人イブラヒムの故郷トルコを目指すのですが... パリの裏町だけかと思ったら、イスタンブールやカッパドキアも映画の舞台となります。どちらも訪れることができたBACKPACKERとしては、それも興味深く見ることができました。 (↓数年前に訪れたカッパドキアの風景です。) -- という訳で、映画とサントラ両方ともおすすめですので、機会があったらぜひ見てみて下さい。
by backpacker_f
| 2008-05-19 14:27
| CINEMA
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