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2008年 09月 20日
今日は最近読んだ本についてです。 -- 有村朋美 著/プリズン・ガール 通勤電車ではすぐ寝てしまい、なかなか本を読み進めないbackpackerですが、本当に面白くあっと言う間に読み終えてしまいました。刑務所に入った著者の方には申し訳ないですが... 内容はニューヨークで暮らしていた著者が、付き合っていたロシア人が実はマフィアでドラッグ売買で捕まり、彼女のクレジットカードを売買に1度使われたことから共犯者ということで逮捕され、22ヶ月も囚人として暮らしたというドキュメントです。 女性専用の連邦刑務所での自身の生活や一緒に暮らす事になった同僚(?)のことについて、ある意味サバイバルな刑務所という小さな世界を、罪を犯していない彼女の素直な視線でストレートに描いています。 特に読み応えがあるのが同僚たちの話。犯罪者ではあるが魅力的な面も多い彼女達−でも犯罪に走らなければならかった理由があったり(著者と同じように巻き込まれた人も結構多い)、そこから浮かび上がってくるアメリカの現実を鋭く抉り出すような一冊でした。backpackerの好きなヨセミテやサンフランシスコ、ボストンなども同じアメリカと思うと、多々考えさせられることろがありました。 著者の有村さんは、釈放後すぐに国外退去処分となり、もうアメリカには入国できないのだそうです。運悪いことがあったとしても青春(←この書き方古い...)を過ごした場所に二度と足を踏み入れることができないというのは悲しいなと思いました。とは言っても前向きな著者の姿勢や魅力的な囚人たち・看守たちから、元気を貰える本だと思います。興味のある方ぜひ読んでみて下さい。
by backpacker_f
| 2008-09-20 17:51
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